活動報告

【C】2021年度

養成コースC 職域・地域架橋型コーディネーター
C-2 地域連携型コース 5月活動報告

日時
2021年5月22日(土)
2021年5月23日(日)
方法
オンライン会議システムによる開催
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概要

養成コースC 職域・地域架橋型コーディネーター C-2地域連携型コースの5月講義が開催されました。
5月22日午前は、笠井清登東京大学大学院医学系研究科教授から本プロジェクトの目的と核となる概念について詳細な説明がありました。また、熊倉陽介東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野/国立精神・神経医療研究センター薬物依存研究部科研費研究員から、「どうして住まいの支援からはじめる必要があるのか?-ハウジングファースト」をテーマに話題提供をしました。
午後は、熊谷晋一郎東京大学先端科学技術研究センター准教授、上岡陽江ダルク女性ハウス代表、綾屋紗月東京大学先端科学技術研究センター特任講師より「当事者研究」について、歴史と理念から現代における当事者研究の問題意識まで幅広くお話いただきました。また、参加する人たちが一緒に作るための安全な場作りや情報保障など、具体的な実践知を学ぶことができました。
5月23日午前は、國分功一郎東京大学総合文化研究科・教養学部准教授から「責任、帰責性、『自己責任』」と題したご講演をいただきました。中動態について詳しくご説明いただいた後、意志と責任の違いや関連性、社会の中でどのようにこれらの概念が使われているかお話しいただきました。
午後は、亀岡智美兵庫県こころのケアセンター副センター長兼研究部長から「トラウマインフォームドケア」についてお話いただき、トラウマとトラウマインフォームドケアの理論と実践を学びました。また、事例を用いてトラウマインフォームドな対応について検討するワークを小グループに分かれて行いました。
両日ともに、講義後に受講生同士の自己紹介を行い、一年間共に学ぶ仲間がどのような課題意識をもっているか知る機会となりました。

受講生の感想

(C-2コースの趣旨と概要)
対人援助をする中で、自身の無自覚な側面に気づき、向き合っていく大切さと必要性を意識させていただきました。また、パワーの格差が生じる関係性の中で、人としての尊厳性の平等感覚を見失わずにいられるだろうかと、ドキッとしました。

(熊谷先生・上岡先生・綾屋先生の講義)
人生の主役は当事者であるにも関わらず、当事者の真のニーズは何なのかという最も重要なことを忘れてはならないと再確認させていただきました。

(國分先生の講義)
「責任」「意志」「帰責性」が混同され単純化され悪用されていることや、「自己責任」というものへの巧妙なすり替え、そういったものによって生きづらさへと追い立てられている人々に何ができるのか?何がしたいのか?ということを改めて自分に問いながら学びました。

(亀岡先生の講義)
トラウマインフォームドケアの視点や構造をとても分かりやすく伝えていただきありがとうございました。図や事例を通しての説明がとてもよかったです。ワークでもいろいろな立場の方にお話を聞かせていただき、学びが深まりました。「トラウマを抱えているのでは?」の視線を常にもちたいと思います。

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