Cコース 2023年度

Cコース 2023年度講義プログラム募集詳細はこちら


時間
9:00-18:00(12:00-13:00 お昼休憩)
開催形式
東大本郷キャンパスにて対面で実施します。
その他
講師、講義タイトル、内容、開催形式等は変更となる可能性がございます。※他、外部演習含む。
C-1 職域架橋型コース
講義一覧C-2 地域連携型コース講義一覧
テーマ内容 予定講師
4/16(日)
講義内容
午前 当事者研究の歴史と理念 アカデミアにおける共同創造に向けて 東京大学先端科学技術研究センター 熊谷晋一郎准教授
東京大学先端科学技術研究センター 綾屋紗月特任講師
午後 トラウマインフォームドケア 兵庫県こころのケアセンター 亀岡智美副センター長兼研究部長
5/14(日)
講義内容
午前 患者・家族の言葉からみえてくるがん療養生活 東京女子医科大学神経精神科 赤穂理絵准教授
午後 総合病院の心理臨床 国家公務員共済組合連合会虎の門病院 舘野由美子心理部室長 臨床心理士/公認心理師
東京医療センター精神科 千葉ちよ臨床心理士/公認心理師
7/23(日)
講義内容
午前 22q11.2欠失症候群 -重複する障害を抱えた子どもとその家族の生活- 22 HEART CLUBのみなさまと東京大学医学部附属病院22q11.2欠失症候群メンタルヘルス専門外来担当者
午後 対人支援関係の倫理的転回~精神分析の視座から 甲南大学文学部 富樫公一教授
10/15(日)
講義内容
午前 精神医学の多元的理解 多職種協働における折衷主義から多元主義へ

Values-based practice―価値観の多様性に向きあう実践医療倫理―
京都大学大学院医学研究科 村井俊哉教授


東京大学医学部附属病院 榊原英輔講師
午後 『責任、帰責性、「自己責任」』 東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 國分功一郎教授
東京大学先端科学技術研究センター 熊谷晋一郎准教授
12/17(日)
講義内容
午前 精神分析 大正大学心理社会学部 池田暁史教授
午後 力動的視点を非精神分析的ケア場面に適用する 神戸女学院大学人間科学部 若佐美奈子准教授
2/18(日)
講義内容
午前 臨床心理学の社会論的転回 白金高輪カウンセリングルーム東畑開人主宰・臨床心理士
午後 スキーマ療法 洗足ストレスコーピング・サポートオフィス 伊藤絵美所長
  • 講師、講義タイトル、内容等は変更となる可能性がございます。
C-2 地域連携型コース
講義一覧
テーマ内容 予定講師
4/16(日)
講義内容
午前 当事者研究の歴史と理念 アカデミアにおける共同創造に向けて 東京大学先端科学技術研究センター 熊谷晋一郎准教授
東京大学先端科学技術研究センター 綾屋紗月特任講師
午後 トラウマインフォームドケア 兵庫県こころのケアセンター 亀岡智美副センター長兼研究部長
6/18(日)
講義内容
午前 事故・事件の被害者支援 被害者支援都民センター 鶴田信子心理相談担当責任者
午後 薬物依存症をもつ人を地域で支える 国立精神・神経医療研究センター 松本俊彦部長
9/9(土)
講義内容
午後 東日本大震災におけるメンタルヘルス 岩手医科大学神経精神科学講座 大塚耕太郎教授
9/10(日)
講義内容
午前 ピアサポートワーカーとコ・プロダクション 東京大学大学院医学系研究科 宮本有紀准教授
東京大学医学のダイバーシティ教育研究センター
里村嘉弘准教授
東京大学医学部附属病院 佐々木理恵学術専門職員
10/15(日)
講義内容
午前 精神医学の多元的理解 多職種協働における折衷主義から多元主義へ

Values-based practice―価値観の多様性に向きあう実践医療倫理―
京都大学大学院医学研究科 村井俊哉教授


東京大学医学部附属病院 榊原英輔講師
午後 『責任、帰責性、「自己責任」』 東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 國分功一郎教授
東京大学先端科学技術研究センター 熊谷晋一郎准教授
1/21(日)
講義内容
午前 見えない心を可視化する -心理アセスメントによるケース理解 - 中村心理療法研究室 治療的アセスメント・アジアパシフィックセンター 中村紀子臨床心理士
午後 当事者と専門職による共同創造による研究・支援の変革 国立精神・神経医療研究センター 山口創生室長
精神障害当事者会ポルケ 山田悠平代表理事
3/3(日)
講義内容
午前 地域における退院支援・若者支援の実践と人材育成 社会福祉法人巣立ち会 田尾有樹子理事長
午後 精神障害にも対応した地域包括ケアと意思決定支援(権利擁護と共同意思決定) 国立精神・神経医療研究センター 藤井千代部長
  • 講師、講義タイトル、内容等は変更となる可能性がございます。

C-1コース講義内容

4月

  1. 熊谷晋一郎先生
    綾屋紗月先生4/16(日)AM

    当事者研究の歴史と理念 アカデミアにおける共同創造に向けて
    当事者研究に影響を与えた当事者活動の系譜、先行する当事者活動のどのような部分が受け継がれて当事者研究が誕生したかについての「歴史」、当事者研究を実践しているグループで大切にされている「理念や態度」について概説する。
  2. 亀岡智美先生4/16(日)PM

    トラウマインフォームドケア
    トラウマインフォームドケアの歴史について概観すると共に、その基本的な考え方について概説する。特に虐待対策や子ども家庭支援の領域において、どのようにトラウマインフォームドケアの実践が可能か、具体的な実例を通して理解を深める。

5月

  1. 赤穂理絵先生5/14(日)AM

    患者・家族の言葉からみえてくるがん療養生活
    がんをはじめとした身体疾患をもつ患者さんの心のケアを専門とするリエゾン精神科医の立場から、大学病院や総合病院での精神科臨床の実際について講演をおこなう。身体疾患にともなう心理社会的ストレスや家族との関係性について学び、支援の在り方を考える。
  2. 舘野由美子先生
    千葉ちよ先生5/14(日)PM

    総合病院の心理臨床
    総合病院における心理士の役割や心理臨床の実際について、2名の講師それぞれの立場から講演をおこなう。多職種が協働し、組織の中で機能するうえで、心理士にどのような素養が求められるのか具体的に学ぶ。

7月

  1. 22 HEART CLUBのみなさまと東京大学医学部附属病院22q11.2欠失症候群メンタルヘルス専門外来担当者7/23(日)AM

    22q11.2欠失症候群 -重複する障害を抱えた子どもとその家族の生活-
    22q11.2欠失症候群という、身体障害・知的障害・精神障害が併存しやすい染色体起因疾患をもつ子ども達と、それを支える親の体験する複合的な困難に関して、家族の立場から講演をおこなう。重複する障害をもつ人達を前に、医療・福祉・教育の仕組みをどのように変えていく必要があり、支援者にはどのような役割が求められるのか、家族会の立場で活動する講師と一緒に考える機会をもつ。
  2. 富樫公一先生7/23(日)PM

    対人支援関係の倫理的転回~精神分析の視座から
    対人援助の現場に生まれる人間関係に焦点を置き、臨床実践と倫理について講演を行う。 人を対人援助に携わる専門家にする訓練とコミュニティの影響を考えながら、 専門家業務に不可避的に内包されている加害性、可傷性、差別的態度、脆弱性について考える機会としたい。

10月

  1. 村井俊哉先生10/15(日)AM

    精神医学の多元的理解 多職種協働における折衷主義から多元主義へ
    折衷主義としての生物・心理・社会モデルを超えて、方法についての多元主義と価値についての多元主義を学び、多職種協働の現場でどのように適用できるかを考える。またケアにまつわる様々な概念デバイスについて理解を深める。
  2. 榊原英輔先生10/15(日)AM

    Values-based practice―価値観の多様性に向きあう実践医療倫理―
    英国の精神科医で哲学者でもあるフルフォードは、価値に基づく実践 (values- based practice; VBP)を提唱し、多様な価値観が飛び交う医療現場において、 エビデンスに基づく医療を補完するスキルだと位置づけた。VBPは共同意思決定を 実現するためにも必須の考え方であり、講義では簡単な演習も織り交ぜながら、 VBPの基本的な考え方を10のプロセスに沿って解説する。
  3. 國分功一郎先生
    熊谷晋一郎先生10/15(日)PM

    『責任、帰責性、「自己責任」』
    哲学研究の世界では、自発性、主体性、言い換えれば“意志"の存在が疑われている。依存症をもつ人を、「意志が弱い」と認識するなど、“近代的意志"の存在を前提とした“常識"が人間に害を及ぼしている可能性について考え、ケアのあり方を再考する。

12月

  1. 池田暁史先生12/17(日)AM

    精神分析
    ※準備中
  2. 若佐美奈子先生12/17(日)PM

    力動的視点を非精神分析的ケア場面に適用する
    一般的なケア場面に力動的視点を導入し、ケース理解とケアを立体的に深める方法について学ぶ。具体的な事例を用いて、力動的アセスメントと介入の在り方について、実際的に学ぶ。

2月

  1. 東畑開人先生2/18(日)AM

    臨床心理学の社会論的転回
    臨床心理学には本来、心理モデルと社会モデルの両方の視点があったはずだが、心理士が専門職化していく過程で、心理モデルが大きな影響力を持つようになった。しかし、公認心理師が成立し、公共財源がシュリンクしていく中で、臨床心理学は再び社会モデルに取り組まねばならないと、私は考えている。そのとき、第1に取り組まれるべきは、心理的援助そのものを社会論の立場から捉え直すことである。すなわち、心理モデル自体が社会論から見ると一体なんであるのか、そういう問いに取り組んでみたい。それは次の時代にあって、臨床心理学が生き残るために必ず取り組まねばならない課題と考えている。
  2. 伊藤絵美先生2/18(日)PM

    スキーマ療法
    スキーマ療法とは、米国の心理学者Jeffrey Youngが提唱する、認知行動療法を中心とした統合的な心理療法であり、当初は境界性パーソナリティ障害を対象としたが、最近では、広く「生きづらさ」に焦点を当て、その生きづらさを理解し、そこから自分を解放していくための手法として世界的に注目されている。本講義ではスキーマ療法の理論と方法の基礎を紹介する。

C-2コース講義内容

4月

  1. 熊谷晋一郎先生
    綾屋紗月先生4/16(日)AM

    当事者研究の歴史と理念 アカデミアにおける共同創造に向けて
    当事者研究に影響を与えた当事者活動の系譜、先行する当事者活動のどのような部分が受け継がれて当事者研究が誕生したかについての「歴史」、当事者研究を実践しているグループで大切にされている「理念や態度」について概説する。
  2. 亀岡智美先生4/16(日)PM

    トラウマインフォームドケア
    トラウマインフォームドケアの歴史について概観すると共に、その基本的な考え方について概説する。特に虐待対策や子ども家庭支援の領域において、どのようにトラウマインフォームドケアの実践が可能か、具体的な実例を通して理解を深める。

6月

  1. 鶴田信子先生6/18(日)AM

    事故・事件の被害者支援
    事故や事件の被害者の特徴や特有の問題について理解し、その支援のあり方について考える。トラウマに配慮したケアのあり方や、背景となる法制度などの支援の枠組みについて概説を行う。架空事例についてのワークを通して、事故や事件の被害者に対する包括的な支援体制を構築するための考え方を学ぶ。また、トラウマを抱えた人に対する心理教育のロールプレイを通して、トラウマインフォームドケアについての理解を深める。
  2. 松本俊彦先生6/18(日)PM

    薬物依存症をもつ人を地域で支える
    刑の一部執行猶予制度下で刑務所内処遇から社会内処遇へと施策の転換が行われつつあり、社会の中に増えつつある薬物依存症をもつ人の地域生活を支えるための支援について、基本的な考え方を身につけるための講演を行う。トラウマを背景とし、苦痛を和らげるための自己療養としての物質依存をもつ人に対して、厳罰主義的な対応は無効であるばかりかトラウマ体験を重ねて回復を妨げるということを認識する。その上で、SMARPPやVoice Bridges(声の架け橋) Projectなど、全国的にひろがりつつある薬物依存症地域支援のための具体的な取り組みについて、その理念と実践のための方法論を学ぶことを通して、トラウマとアディクションの統合的な支援の考え方に基づいた、具体的な臨床実践を展開できるための素養を身につける。

9月

  1. 大塚耕太郎先生9/9(土)PM

    東日本大震災におけるメンタルヘルス
    岩手県での経験を元に、東日本大震災後のコミュニティメンタルヘルスの取り組みについての講演を行う。震災直後の安全確保のためのマネジメントから、中長期的な復興過程の中でそれぞれの被災地域ごとに生じてくる課題をアセスメントし、必要な支援構造を構築するための実践知を具体的な経験から学ぶ。震災以前から岩手県で取り組まれていた自殺対策の枠組み、東日本大震災以降に構築した「重層的な支援構造」の意義について整理する。被災者や震災を経験したコミュニティが回復していくプロセスと、そこで求められる支援者の素養を理解し身につけることを目的とする。
  2. 宮本有紀先生
    里村嘉弘先生
    佐々木理恵様9/10(日)AM

    ピアサポートワーカーとコ・プロダクション
    TICPOC Dコース(ピアサポートワーカーの育成)との連携の元、ピアサポートワーカーの育成、雇用、現場における協働について学び、コ・プロダクションや組織変革(Organizational Change)を通したリカバリーの実践をするための具体的な方法について学ぶ。

10月

  1. 村井俊哉先生10/15(日)AM

    精神医学の多元的理解 多職種協働における折衷主義から多元主義へ
    折衷主義としての生物・心理・社会モデルを超えて、方法についての多元主義と価値についての多元主義を学び、多職種協働の現場でどのように適用できるかを考える。またケアにまつわる様々な概念デバイスについて理解を深める。
  2. 榊原英輔先生10/15(日)AM

    Values-based practice―価値観の多様性に向きあう実践医療倫理―
    英国の精神科医で哲学者でもあるフルフォードは、価値に基づく実践 (values- based practice; VBP)を提唱し、多様な価値観が飛び交う医療現場において、 エビデンスに基づく医療を補完するスキルだと位置づけた。VBPは共同意思決定を 実現するためにも必須の考え方であり、講義では簡単な演習も織り交ぜながら、 VBPの基本的な考え方を10のプロセスに沿って解説する。
  3. 國分功一郎先生
    熊谷晋一郎先生10/15(日)PM

    『責任、帰責性、「自己責任」』
    哲学研究の世界では、自発性、主体性、言い換えれば“意志"の存在が疑われている。依存症をもつ人を、「意志が弱い」と認識するなど、“近代的意志"の存在を前提とした“常識"が人間に害を及ぼしている可能性について考え、ケアのあり方を再考する。

1月

  1. 中村紀子先生1/21(日)AM

    見えない心を可視化する -心理アセスメントによるケース理解 -
    目に見えない心の構造を外在化して「見える」ものにすると、自分を客観的に理解する稀有な経験となる。心理アセスメントとは何か、そのプロセスの実際と意味を学ぶ。
  2. 山口創生先生
    山田悠平様1/21(日)PM

    当事者と専門職による共同創造による研究・支援の変革
    ※準備中

3月

  1. 田尾有樹子先生3/3(日)AM

    地域における退院支援・若者支援の実践と人材育成
    脱施設化や若者支援など地域での実装における現実的な課題とその取り組みについて学び、支援者に求められる素養や組織の在り方について考える機会をもつ。
  2. 藤井千代先生3/3(日)PM

    精神障害にも対応した地域包括ケアと意思決定支援(権利擁護と共同意思決定)
    精神障害にも対応した地域包括ケアのビジョンを概説し、高齢者支援や子ども家庭支援とも連動した地域精神保健サービスを、各地域で具体的にどのように実践していくことが可能か検討する。求められる権利擁護のあり方についてグッドプラクティスを元に考察し、政策レベルと現場の実践のレベルで必要な変革について提案する。

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